県土木部公園街路課は、日立市鮎川地内で国道6号と国道6号日立バイパスを東西に結ぶ都市計画道路「鮎川停車場線」(L1100m)の整備計画のうち、国道245号から通称市道中央線までの約450m区間について来年度から用地買収に着手する計画。今年度は、日立電鉄の廃止に伴う縦断計画の見直し、JR常磐線西側区間の用地測量を実施している。
これは、6日の県議会一般質問で井出義弘議員(公明)の質問に三浦真紀土木部長が答えた。
鮎川停車場線は、日立市の中部地区において、国道6号諏訪5差路から常磐線をくぐり国道6号日立バイパスに至る幹線道路として整備を計画し、昭和59年8月に延長約1100mを都市計画決定した。
当初は6号バイパスまでを予定していたが、同バイパス計画が遅れているため、平成13年度に245号までを結ぶ区間に計画変更。
14年度には、245号から市道中央線まで450m区間を先行整備区間として国庫補助採択を得て、事業着手した。
これまでに路線測量や地質調査、道路詳細設計(パシフィックコンサルタンツ(株)が担当)を行っている。
その後、日立電鉄線が廃止されたため、それに伴う縦断計画の見直しと常磐線西側区間の用地測量を今年度に実施している。
引き続き、来年度からは用地買収に着手する計画で、早期の着工を目指していく。