東秩父村(足立理助村長)が2024年度当初予算案を公表した。一般会計は前年度比5・3%増の21億9800万円、うち普通建設事業費が46・1%増の1億8527万2000円となった。新庁舎建設に備え、既存建物解体工事に2814万3000円を充てる。9月の工事発注を見据える。
現庁舎の敷地を含む約9446㎡に新庁舎を整備する。既存施設を取り壊した後、2階建て、延べ床面積が約2200㎡の新庁舎を建てる。
庁舎整備関連では解体工事費のほか、職員用仮駐車場(旧神谷ぶどう園)造成工事に192万8000円、電柱撤去移設工事で180万円などを要求した。いずれも24年度早期の工事発注を目指す。
新庁舎の基本・実施設計、監理業務は遠藤克彦建築研究所(中央区、電話03-6810-8781)が担当する。基本設計案は1月31日の建設委員会で了承され、実施設計の段階に入るための予算計上も行っている。