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国土交通省北陸地方整備局(建設)

道路啓開計画策定へ関係者協議会が初会合

2024/03/04 新潟建設新聞

 北陸地方整備局は、大規模災害などで緊急輸送道路確保に必要となる道路啓開を迅速かつ円滑に進めるための道路啓開計画の策定に着手した。2月29日に新潟県、富山県、石川県やネクスコ東日本などの道路管理者や警察、各県建設業協会など関係者による協議会の初会合が開かれた。

 北陸地整の武藤聡道路部長は「能登半島地震では、がれき処理や段差修繕などの啓開レベルを超える道路欠壊や山間部における山崩れが起こるなど、震災時の緊急対応が数多くみられた。能登半島地震での対応をあらためて整理し、啓開計画に反映することが必要。北陸地域の実情を踏まえて早期に検討を進める」とした。

 計画策定に向け新年度以降に各県単位でのワーキンググループなどを設置し、検討が進められる見通し。

【写真=オンラインで初会合】

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