県畜産課は浅間家畜育成牧場研修施設の建て替えを計画している。2月補正予算案へ実施設計料2000万円を計上。地方創生拠点整備交付金の決定を経て委託業務を発注する。
浅間家畜育成牧場(長野原町北軽井沢2032-23)内にある同施設では、牛の育成などに関する研修を学生などを対象に実施している。
1階建て、床面積460㎡規模の施設内には、7畳の4人部屋が5部屋設置さているほか、トイレや調理場、浴室、研修室などが配置されている。1968年に建設された施設で、老朽化が著しい状態のため建て替えを検討していた。
新たな施設は既存施設を解体した後に建設する。現段階の計画によるとW造2階建て、延べ床面積870㎡となる。1階に男女別の浴室や研修室、調理場などを整備。2階に個室の宿泊部屋を5室配置する。また、1階と2階に男性・女性・多目的トイレを設置する。
2月補正予算には実施設計料のほか、工事費として交付金積立2億3000万円を計上。また、2024年度から25年度までの債務負担行為として工事費4億8000万円を設定している。