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県交通安全施設業協会が安全大会で災害「ゼロ」へ決意

2024/03/07 新潟建設新聞

 新潟県交通安全施設業協会(本間誠也会長)は2月28日、2024年度の安全大会を新潟市中央区のハミングプラザVIPで開いた。会員企業、賛助会員企業の参加者全員で、交通災害および労働災害「ゼロ」を目指して各種災害防止に取り組む決意を新たにするとともに、県民の交通安全に寄与することを宣言した。また、本年度の年間無事故、安全パトロール優良社員会社として北陸ムラタ(佐渡市)を表彰した。

 このほか、来賓として出席した北陸地方整備局道路部の木村祐二道路情報管理官が工事の安全管理と最近の話題として北陸地整管内での事故発生状況を解説し、「注意しても事故は起きてしまう『事故は起こるもの』という前提のもと、リスクや被害を最小化することが重要」とした。

 県土木部道路管理課の石野友則課長補佐は、新潟県と土木部の新年度予算の概要と取り組みを説明し「交通安全施設について専門的な知見を持った皆さまから適切な助言・提案を頂くことは県民の安全・安心の確保につながる。今後とも協力をお願いする」と要請。県警本部交通部の中川建市交通規制課長は、県内交通事故の情勢を踏まえて、「交通安全対策には、標識・標示が明確に設置されていることが大前提である。交通安全施設の整備は、交通事故防止の基礎となる極めて重要なもの。引き続き連携しながら、安全な交通社会の実現に向けて官民一体となった活動を展開したい」と協力を求めた。

 このほか、BSN新潟放送で、ラジオパーソナリティとしてもおなじみの鍵冨徹氏の講演も行われ、「耳で聴くことは、脳が活性化され、集中力が高まり、創造力やアイデアが生まれやすい」とした。

【写真=参加者全員で安全宣言、優良社員会社の北陸ムラタ(中央)】

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