嬬恋村（熊川栄村長）は、11日に可決となった２０２４年度当初予算を明らかにした。東部小学校（三原６７９－３）でトイレ改修工事などへ８６９０万円、橋梁工事費３６００万円を充てる。

一般会計総額は過去最高額の84億９５００万円、対前年度比６・95％の増加となった。普通建設事業費は19億４１９８万５０００円、同29・６％増。

東部小学校は１９９９年竣工、ＲＣ造３階建て、延べ床面積７１１１㎡の規模。児童および教員トイレ全てを和式から洋式に変更する。また、床を乾式へ更新するなど全面的な改修となる。

土木費では、鎌原地内で村道鳥居峠車坂線の車坂１号橋と２号橋の補修へ橋梁工事費３６００万円を確保。道路改築事業では、今井地内に位置する村道今井仙之入線の排水路整備と道路拡幅へ村道工事費として計上した２億１２００万円の一部を充てる。

小規模農村整備事業は１億３１５０万円を計上。このうち、田代地内の糠塚地区で農道舗装改修などを行うため設計委託料２７００万円を配分した。また、大笹地内の中原地区では、農地と隣接する法面補修などへ農林水産業施設工事費１億２５０万円を盛り込んだ。

教育費では、商工振興事業として建設を進めている、商工研修センター（三原７０５－１）の駐車場８６０㎡に対して、アスファルト舗装および排水路整備など外構工事を実施するため施設工事費２５００万円を確保した。