国土交通省北陸地方整備局高田河川国道事務所が整備を進めている一般国道18号「上新バイパス」において、子安交差点から寺ICまで(上越市子安~寺間)のL2・9kmが今月30日に4車線での供用を開始する。
上新バイパスは、上越市中郷区市屋(旧中頸城郡中郷村市屋)から同市下源入に至る全長約24・6kmの道路。昭和50年度に事業着手し、平成3年度までに全線を暫定2車線で供用。このうち上越市寺~下源入間のL約4・1kmについては完成4車線での供用を行っている。
今回供用区間については平成14年度に工事着手し、これまで整備を進めてきたもの。これにより、朝のピーク時における旅行速度が約30km/hから約40km/hに向上するとともに、年間約6・6億円の渋滞損失額が削減される見込み。