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群馬県邑楽町

邑楽町は2024年度当初予算案明らかに

2024/03/16 群馬建設新聞


邑楽町(橋本光規町長)はこのほど、2024年度当初予算を明らかにした。老朽化に伴う大黒第2町営住宅建て替え工事費に24年度分で6億6312万4000円、25年度の債務負担行為へ9億9468万6000円を充て、約16億6000万円で2カ年をかけ、2棟54戸の建設工事を進める。このほか、旧明野浄化センターの解体工事費に4840万円を計上した。

一般会計予算は104億円とし、9億5000万円の増額となり、対前年度比10・1%の増とした。

普通建設事業費は13億6660万1000円。6億976万5000円の増となり、対前年度比55・3%増とした。構成比は13・1%。

大黒第2町営住宅(篠塚1717-1)は1960年代から70年代にかけて建設され、W造平屋および簡易耐火平屋で建設し、54戸で構成。老朽化が著しいことから30戸を解体し、その跡地に新たな町営住宅を建設する。新たな住宅はRC造3階建てで2棟54戸で建設し、2棟合わせての延べ床面積は2477・52㎡となる。残る既存の24戸については必要最低限の修繕を行い、維持管理に努めていく方針。なお既存住宅の解体工事は23年度にハツガイ(太田市)が実施し、建て替えに向けた実施設計業務は山田工務所(前橋市)が手掛けた。

明野浄化センターは解体工事を計画。解体後の跡地利活用については今後、検討していく。解体設計業務は高橋建築設計事務所(前橋市)が手掛けた。

道路関連では町道整備事業に2億1031万3000円、道路橋梁維持事業に1310万8000円、橋梁点検等業務委託料1020万8000円などを計上した。

学校関連としては長柄小(篠塚1278)、高島小(藤川379)を対象とした外壁塗装補修工事費が主となり、計5200万円の工事費を計上した。設計事務は高橋建築設計事務所が23年度に行った。中野小学校(中野3021)では屋上防水改修および外壁塗装補修工事に264万円、中野東小学校(明野51)は北校舎のトイレを対象にした改修工事設計業務委託料に360万円を計上した。

このほか◇道本堰・西ノ谷堰水門改修工事=1956万7000円◇松本公園防球ネット改修工事=1237万5000円◇図書館トイレ洋式化工事=2530万円◇農産物処理加工施設LED照明改修工事=1914万円-などを計上している。

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