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群馬県東吾妻町

東吾妻町が24年度当初予算を公表

2024/03/16 群馬建設新聞


東吾妻町(中澤恒喜町長)は、15日に可決した当初予算を明らかにした。中央公民館の耐震補強へ工事費3億1060万5000円を計上。その他財産管理事業では岩島第二小学校・幼稚園の解体を含む工事費8061万6000円、旧東中学校体育館の解体に向けて測量・設計・管理委託料1474万1000円を配分する。

一般会計予算総額は89億1400万円とし、前年度から5億4300万円増加、対前年度比で6・5%増となった。普通建設事業費は9億6320万2000円で前年度と比べ2億2663万9000円増加、同比30・7%増とした。

中央公民館(原町1117-1)はRC造2階建て、延べ床面積1658・24㎡の規模。築50年近く経過しており、耐震強度にも不安があるために耐震補強および長寿命化を行う。設計は群馬県建築設計センター(前橋市)が手掛けた。

解体を行う旧岩島第二小学校は1912年建設のW造平屋、床面積約730㎡。幼稚園は57年に建設されたW造平屋、床面積約291㎡の施設。また、箱島地内にある旧東中学校体育館の解体のために設計を委託する。工事は25年度以降を計画している。

このほか建設関連の事業としては◇さかうえ拠点バス停整備支援業務・基本設計業務委託料=430万円◇林道改良工事費=3700万円◇橋りょう維持測量・設計・管理委託料=5550万円◇橋りょう維持工事費=5300万円◇道路維持費工事費=5450万円◇水道事業会計送配水設備工事費=4億160万円-などを計上した。

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