国土交通省は全国道路基盤地図等データベースの整備を進めており、3月下旬から全国の直轄国道等の道路基盤地図等を公開する。2024年度以降は、道路管理支援アプリケーションなどへのデータベースの利用拡大と、道路基盤地図等の作成プロセスの改善を通じて、道路維持管理の更なる効率化と道路基盤地図等の追加・更新の促進を目指す。
道路基盤地図情報は、道路工事で作成される道路工事完成図の電子データを08年より収集・蓄積してきた。また、道路台帳附図の電子化も進んでいるが、これらデータを活用できる環境が整備されていない状況があった。さらに、全国道路施設点検データベース(点検DBなど)、位置座標情報を持つデータが整備されつつあるが、大縮尺の背景図がないため道路上の細かい位置関係を可視化できないという課題も。
そこで全国の直轄国道等の道路基盤地図情報および道路台帳附図を整備・公開(閲覧・取得)する環境を構築する。道路データプラットフォーム傘下の各種データの背景図に活用し、点検結果等の詳細な位置関係を可視化させる。
24年度以降の取り組みとして、道路台帳附図等データのインターネット閲覧を可能とし、閲覧のための訪問や窓口負荷を軽減させる。また、APIを整備(有料・利用者登録が必要)、国土交通データプラットフォームと連携させるとともに、各道路管理者による道路基盤地図等の登録を可能にする。その後は、道路基盤地図等を随時更新・追加を続ける。さらに、利便性の高い道路管理支援アプリケーションの開発を促進し、道路維持管理の更なる効率化を図る。