県三条地域整備部が三条市下保内から塚野目(一般県道塚野目代官島線接続)で整備を進めてきた一般国道403号三条北道路(三条北バイパス)が完成し、明日23日に開通する。三条地域整備部は、開通を前に事業概要や施工の過程をまとめた動画を作成し、同振興局1階ロビーで公開している。
動画は三条北道路舗装その2工事、新川1号支線排水路ボックスカルバート工事などの現場の状況を、女の子のキャラクターが分かりやすく伝える方式で構成。設計、施工に至る手順や使用された重機、工法の工夫などを短い時間で知ることができるよう編集されている。
モニターが設置してある展示スペースには「三条北バイパスが開通します!」の張り紙とともに工事概要を伝える大型パネル4枚も展示され、時折足を止めて動画に見入る来庁者の姿も見られた。
三条北道路は田上町羽生田地内を起点、三条市塚野目地内を終点とする全長8・32㎞で、1984年度に事業が開始された。
これまで1~2工区(3580m)が2016年度までに供用となり、3工区(1560m)は22年12月10日に加茂市下条地内の加茂市道下条矢立境線から三条市下保内地内の三条市道新田川線までが供用となった。
今回供用を開始する4~6工区(3180m)は、道路幅員13mの2車線道路で3・5mの片側歩道を併設する。
23日は午後2時の開通に先立ち、午前10時から三条市主催の開通式典が執り行われる。
【写真=工事の模様を動画で紹介】