草加八潮消防組合（管理者・山川百合子草加市長）は２０２４年度当初予算を公表した。主だった予算措置としては、「（仮称）八潮消防署南分署」建設へ向けて公有財産購入費１億８５３５万１０００円を計上。まずは用地取得の手続きを進める予定となっている。そのほか、防火水槽解体工事などに関連する費用を組み込んだ。

　八潮消防署南分署の建設に当たっては、過年度に基本計画を策定済み。同計画上では、建設予定地の候補として八潮南部西一体型土地区画整理事業地内を設定している。

　防火水槽の解体に関しては、設計費２０７万７０００円、解体工事費２１８３万９０００円を計上。まず設計へ取り掛かり、24年度内に工事までを終える流れを目指す。

　また、機械器具置場解体および建設工事に伴う事後調査委託費９７５万２０００円、消防団施設改修工事費３５８万１０００円などを措置した

　一般会計全体では、草加消防署建設工事（発注済み）の工事費などが組み込まれたことに伴い、前年度比44・１％増の70億３８８万５０００円を編成している。