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長野県小諸市

渡邉健介事務所を特定/芦原中学校区の学校再編設計プロポ

2024/04/03 長野建設新聞

 小諸市は3月29日、公募型プロポーザル方式による市立芦原中学校区再編に関わる基本・実施設計業務の2次審査を公開で行い、渡邉健介建築設計事務所(東京都新宿区)を委託契約交渉順位第1位に決定した。業務の履行期限は26年3月23日で、26~27年度に改修・増築を行い、28年度に供用を開始する予定。

 2次審査では1次審査を通過した2社3JVがプレゼンテーションを行い、古谷誠章氏(早稲田大学教授、NASCA代表)を委員長とする審査委員会が審査、選定した。次点はシーラカンスケイアンドエイチ・伊藤暁建築設計事務所JV。

 再編事業は現在の芦原中学校の敷地に、坂の上、水明、千曲の3校を統合した小学校と中学校を整備するもの。小学校と中学校の設置形態は検討中。施設整備にあたっては既存中学校校舎の改修による活用を前提とし、不足する施設は増築する。開校予定は2028年度。業務の履行期限は26年3月23日。プロポーザルに当たり示した設計費の上限額は2億円(消費税込み)。概算工事費は35億円程度。

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