鹿嶋市が平成15年度から3箇年継続事業で進めていた市立衛生センター汚泥再生処理施設が今月15日にも完成する。これに伴い、今月24日午前11時からに鹿嶋市平井の同施設内で竣工式が行われる。設計・施工は、一括で(株)クボタが担当。総工費は、17億7135万円。
このほど完成する鹿嶋市立衛生センター汚泥再生処理施設は、同市大字平井2264地内に、平成15年度から17年度までの3箇年事業で建設された。
施設規模は、地下1階RC造・地上3階S造延べ2253㎡。
処理能力は、89kl/日。処理方式は、固液分離堆肥化・希釈放流方式(放流先は公共下水道)。
設計・施工は、(株)クボタが担当。総工費としては、17億7135万円で請け負った。
新施設の特色としては、<1>浄化センターとの連携で水処理設備を省くことで建設・維持管理費を削減<2>円錐型鋼板製発酵槽の導入により良質の堆肥を生産<3>脱臭対策、太陽光や風を利用する3基の外灯、高効率の変圧器の採用などきめ細やかな環境対策<4>操作性・メンテナンス性も配慮-など。