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サトウ食品が80億投じ新工場建設26年12月稼働

2024/04/11 新潟建設新聞

 サトウ食品(佐藤元代表取締役社長、新潟市東区宝町13-5)は、聖籠町にある聖籠ファクトリー敷地内に新たな工場を建設することを発表した。投資総額には約80億円を見込み、2026年12月の生産開始を予定。パックごはん「サトウのごはん」を1日当たり20万食、年間6500万食(約1万3000t)を生産する。

 社会構造や生活様式の変化に伴い、日常食としてもパックごはんの需要が拡大している。主力商品である「サトウのごはん」の売り上げも堅調に推移していることから、生産設備の増強および生産の効率化を図ることで、今後の需要増加に対応する。

 新工場の施設規模や着工時期、設計・施工者など詳細については、現在のところ未定。

 新工場を増築する既存の聖籠ファクトリーは、聖籠町東港5-626-3にあり、敷地面積は9万2583㎡。工場が延べ床面積1万1469・59㎡。設計・施工は加賀田組が担当。19年度から生産を開始した。

 同社では、「引き続き、さらなる生産効率の向上と作業負担の軽減を図り、安定的に安心・安全な商品を市場に供給する、持続可能な生産拠点の実現に努めてまいりたい」としている。

 同社の1日当たりのパックごはん生産能力は、北海道岩見沢市の北海道工場で2ライン20万食、聖籠町の東港工場で6ライン63万食、聖籠ファクトリーで2ライン40万食の合わせて10ライン、123万食となっている。

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