笛吹市は石和中央テニスコート（石和町広瀬）を改修する。砂入り人工芝を張り替えるほか管理施設などもリニューアルする。まずは土木関連工事を今月中に公告。その後建築関連工事を順次発注する方針だ。いずれの工事も来年１月完成を予定している。

　市教育総務課によると、施設はテニスコートや管理棟、屋外トイレ、倉庫、駐車場などから成る。敷地面積は１万３７２２㎡。改修設計はアメニティー宮下建築設計が作成した。

　今月公告予定の土木関連工事は、テニスコートの人工芝全12面の張り替えおよび観覧スタンドの改修。両工事を一括で発注し、市議会での契約承認後７月にも着工する見込みだ。

　建築関連工事は建築・電気・機械の３分離で６月公告予定。土木関連工事と同様のスケジュールで進める。管理棟はＳ造２階建てで延べ床面積は３４０㎡。改修内容は外壁や屋根、内装、建具、照明、給排水設備の改修、埋設配管の敷設替え、トイレの洋式・乾式化などを予定する。

　屋外トイレは解体・新築する予定で新施設は20㎡程度を見込む。倉庫３棟は解体。駐車場（１３８０㎡）や植栽などは撤去、改修する。夜間照明はすでに改修済みだ。

　市は事業費として本年度当初予算に４億２３５０万９０００円を計上している。