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国土交通省高崎河川国道事務所,その他記事(公共)

国土交通省高崎河川国道事務所杉﨑光広所長就任インタビュー

2024/04/13 群馬建設新聞

愛知県安城市出身で、高崎市内の官舎で奥さまと暮らす杉﨑所長は、1972年4月15日生まれの51歳、血液型はAB型。愛知県立西尾高校、名城大学理工学部土木工学科を卒業後、95年に建設省(現・国土交通省)中部地方建設局(現・中部地方整備局)に採用された。

就職に当たっては「当初、地元の市役所へ入庁を希望していた」という。建設省へは「広い視野で仕事をすることができるところに魅力を感じ建設省への入庁を決めた」と話す。

自身の性格について「至って普通だと思う」と話す一方で「あいまいなことが好きではなく、白黒をはっきりさせたいタイプ」と笑顔を見せる。

趣味はドライブと読書。以前までは自動車を保有していたが、現在は保有していないため、今回の異動を機に購入を検討しており「どのような車を購入するか考えることが楽しい」と笑顔を見せる。

好きなジャンルの本は歴史ものだという。「特に戦国時代を題材としたジャンルの本を中心に読んでいる」と話す。

群馬県の印象について話を伺うと「自然が豊かで、観光地も多いので、自動車購入後は県内各地を巡るのを楽しみにしている」という。

思い出深い仕事は、静岡国道事務所の交通対策係長のときに地域住民とワークショップを開き整備内容などを検討していた歩道整備事業を挙げる。「ワークショップを開いているときにメンバーのお子さんが車にはねられる事故があった。事故にあったお子さんの母親から交通安全事業をしっかりとやってほしいとの話があり、早急に『この先横断歩道あり』という路面標示を入れたところ母親から感謝の手紙をいただいた」という。「むずかしいことでなくても、すぐに行動に移すことで喜んでもらいうれしかった」と振り返る。「このときのことがきっかけで交通安全事業が好きな分野になっている」と笑顔を見せる。

事務所職員には「どんなに小さなことでも良いので、自分の中で目標を定め、それを達成するのを意識してもらいたい」と話し「達成感を得ることが次の活力につながると思うので、日々前向きに仕事に取り組んでもらいたい」と呼び掛ける。

県内の建設産業へは「われわれが立てた計画を実際に現場で形にするという部分で建設業協会の方の力がなければなしえないものだと考えている。災害発生時における早期の復興・復旧という観点でも建設産業の存在は必要不可欠だと考えている」とメッセージを送る。

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