さくら市は、第２次総合計画後期基本計画実施計画（２０２４～２８年度）をまとめた。計画期間の想定事業費は３０２億９２７７万１０００円。氏家小など小学校施設長寿命化改良事業に２５億５４００万円。公園施設長寿命化計画を２５年度に策定。道の駅きつれがわは２６～２７年度に屋外トイレ新設の設計・施工、氏家体育館は２５～２６年度に空調設備設置の設計・施工を実施する。（２面に計画内容と事業費）

　小学校施設長寿命化のほか、想定事業費は公園施設長寿命化が１億７０００万円、道の駅きつれがわ維持管理が７億９３５万５０００円、氏家体育館が４億７５４２万３０００円。

　年度別事業費は小学校施設長寿命化が２５年度２１６０万円、２６年度１３億１０８０万円、２７年度１２億５００万円、２８年度１６６０万円。公園施設長寿命化が２５年度１０００万円、２６～２８年度各３０００万円。

　小学校施設長寿命化は氏家小で２５年度に設計し、２６～２７年度に施工。道の駅きつれがわが２５年度２億４０００万円、２６年度９５００万円、２７年度１億８６００万円、２８年度８６００万円。氏家体育館が２５年度２６００万円、２６年度４億４００万円、２７～２８年度各１４００万円を見込む。

　学校教育課では、給食センター建設事業に１８億５１９４万９０００円、中学校施設長寿命化改良事業に１４億５６５０万円、小学校施設補修整備事業に７億３５０１万４０００円。

　年度別事業費は給食センターが２５年度１５億８１５６万４０００円。中学校施設が２５年度１５００万円、２６年度１６００万円、２７年度１５００万円、２８年度１４億１０００万円。小学校が２５～２６年度各３０００万円、２７～２８年度各８０００万円。

　給食センターは２４～２５年度に施工し、２５年度以降運用を開始する。中学校施設は氏家中の設計を２７年度までに完了させ、２８～２９年度に施工する。小学校は２４～２５年度に小学校６校の体育館の受変電を改修しエアコンを設置する。

　子ども政策課では保育園補修整備事業に９７９８万円、放課後児童クラブ施設整備事業に８億５６２０万円。年度別事業費は保育園が２５年度２６０万円、２６年度５０００万円。放課後児童クラブ施設が２５年度４億１５００万円、２６年度２億５５００万円、２７年度６０００万円、２８年度１億円。

　保育園は２６年度にわくわく保育園の屋根等を改修し、太陽光発電設備を設置・修繕。放課後児童クラブ施設は２４～２５年度に南小学校区、２５～２６年度に上松山小学校区施設を整備する。

　建設課では道路維持補修事業に１６億２１６４万１０００円、公営住宅維持管理事業に３億３６４１万円、市道Ｋ１０１０号線他２路線道路改良事業に２億６０５０万円、市道Ｕ１－１０号道路改良事業に２億４７３１万１０００円、市道Ｕ１５４０号道路改良事業に１億４７８９万５０００円。

　年度別事業費は道路維持補修が２５年度３億円、２６～２８年度各３億５０００万円。公営住宅が２５年度６８８８万２０００円、２６、２７年度各７０８８万２０００円、２８年度５８８８万２０００円。２４～２５年度にひばりヶ丘住宅、２６～２７年度に上阿久津住宅の外壁等を修繕する。

　Ｋ１０１０号線他２路線が２５年度３２５０万円、２６年度６２００万円、２７年度９９００万円、２８年度６７００万円。Ｕ１－１０号が２５年度１億５８００万円、２６年度６０００万円。Ｕ１５４０号が２６年度２１００万円、２７～２８年度各５０００万円。

　このほか、公園等整備事業に１億３８５５万円、喜連川高校跡地管理及び整備事業に１億２１５９万８０００円、氏家駅東地区魅力向上事業に８４１０万６０００円、商店街の景観・ホスピタリティ向上事業に６５０２万５０００円を設定。

　年度別事業費は公園が２５年度５２００万円、２６～２８年度各２２００万円。喜連川高校跡地が２５年度１３６０万円、２６年度７７００万円、２７、２８年度各８５０万円。

　氏家駅東地区が２５年度１２００万円、２６年度１８００万円、２７年度１１００万円、２８年度４０００万円。商店街の景観・ホスピタリティ向上が２５年度９６３万円、２６年度４９５０万円、２７～２８年度各９３万円。

　公園は２４～２５年度にゆうゆうパークのトイレ新設設計・施工を実施。喜連川高校跡地は２５年度に耐震補強・改修設計をし、２６年度に施工する。氏家駅東地区は２４年度に基本計画を策定し、事業化に向けて検討業務を実施する。商店街の景観・ホスピタリティ向上は２４年度に旧栃木銀行の跡地利用を含む喜連川図書館入口周辺土地利用計画を策定し、２５年度に実施設計、２６年度に施工する。

　財政計画では普通会計の普通建設事業費に２５年度３２億円、２６年度２５億５０００万円、２７年度２３億円、２８年度２３億９０００万円を見込んでいる。