関川村は２０５０年温室効果ガス排出実質ゼロの達成に向けアドヴァンス、せきかわふるさとエネルギーの３者による脱炭素先行地域づくり事業推進に関する包括連携協定を締結した。

　地域課題の解決および地域循環経済の推進、ならびに地域の活性化に資するさまざまな事業のうち、関川村脱炭素先行地域内での小型風力発電事業および木質バイオマス発電事業、関連サービス事業への取り組みを包括的に協議・検討し、事業協力により脱炭素社会実現を目指すことを目的として、３月27日に協定を結んだ。

　今後、アドヴァンス関川工場の用地・施設を活用し、小型風力発電や木質バイオマス発電設備の導入や設置などに取り組む。

　また同日には関川村・ＳＤグリーンエナジー・関川ふるさとエネルギーの３者による小型風力発電事業に関する包括連携協定も締結。村内の風況調査や事業計画、スキーム策定、発電事業計画などに連携して取り組む考えだ。