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養護老人ホーム妻有荘の改築実施設計2日まで受付

2024/04/24 新潟建設新聞

 【十日町市】社会福祉法人妻有福祉会(蔵品泰治理事長)は23日、養護老人ホーム妻有荘改築工事実施設計業務の制限付き一般競争入札を公告した。5月2日まで入札参加申請書を受け付け、9日に入札を行う。

 主な参加資格は、十日町市または津南町に本社があり、十日町市または津南町の入札参加資格で1級建築設計に登録されている者で、児童福祉法、老人福祉法、障害者総合支援法、社会福祉法等の法律に基づいた社会福祉施設の設計実績がある者など。参加申請書は、電子メールにより、tumariso@tiara.or.jpまで提出。

 履行期間は10月23日までの167日間。

 計画では、十日町市新宮乙195-3地内の既存施設西側に、RC造3階建て、延べ床面積約3650㎡の養護老人ホームを建設する。屋根構造は耐雪式(雪庇防止フェンス設置)とし、施設内には居室、静養室、医務室、職員室、集会施設、相談室、霊安室、機械設備室、職員更衣室、トイレなどを設ける。駐車場は既存駐車場を利用するため、外構工事は最小限となるよう配慮するほか、工事中は入所者、通所者へのサービスを妨げない工事計画の検討を求めている。

 新築工事は2025年6月~26年12月に行い、既存施設の解体工事は、27年6月~12月の期間で計画する。

 全体事業費は概算で12億8340万円。新施設の実施設計に2992万円、既存施設の解体実施設計には110万円を試算した。新施設の本体工事費11億8472万円のうち、25年度に3億8045万円、26年度は8億426万円を充てる。27年度の解体工事費は5366万円を見込む。

 新施設は居室60室(60人)を備えるほか、法人単独による別途工事で既存新館の改修も計画している。新館の2人部屋14室のうち12室を個室化し、特定施設入所者生活介護事業用に改造する。残る2室はショートステイに転換。施設全体での定員は72人となる。

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