JAみなみ魚沼(井口啓一代表理事組合長)は10日、西瓜選果施設建設工事(製造請負工事)の一般競争見積を公告した。参加申請を24日まで受け付ける。見積設計仕様書・標準見積書の提出日は6月6日、競争見積を同月中旬に実施する予定で、日時は参加資格を有する者に通知する。
本競争見積は国の補助事業の交付決定前の契約準備行為のため、採択ならびに予算交付がされない場合は中止する。
参加資格は機械器具設置工事の資格を有し、総合評定値が897点以上の者。設置後のメンテナンスや緊急時の対応を考慮し、新潟県内にサービス拠点または協力業者がいること。実績では過去10年以内に選果プラント設備一式工事の元請施工実績を複数有することを求める。
工事概要は、プラント設備一式(荷受、選果選別、箱詰製品搬送、製函空箱供給、データ処理)。 本工事は施工管理を含めて施主代行を全国農業協同組合連合会新潟県本部(JA全農にいがた)に委託して行う。見積設計書の交付場所、問い合わせ先はJA全農にいがた施設課(新潟市西区山田、℡025-232-1612)まで。
場所は九日町4418-1地内。JAみなみ魚沼の大和カントリーがある隣接地に新たな八色西瓜選果施設および大玉・小玉併用西瓜選果プラントを整備する。これまでは大玉スイカのみ既存の選果施設で対応していたが、生産組合の要望を受け小玉スイカにも対応した選果プラントを新設する。外構工事は島田組が受注した。建築工事も近く入札公告する。
スケジュールでは6月中旬の着工、2025年2月末の完成、3月の引き渡しを予定している(建築・造成外構工事の期間含む)。
南魚沼市は選果施設整備の支援として24年度当初予算に12億7796万円を計上した。