県や市町村、廃棄部処理関係団体などで構成する下越地区産業廃棄物不法処理防止連絡協議会は9日、聖籠町大夫興野地内に不法投棄された130本を超える廃タイヤの撤去を行った。
廃タイヤは昨年4月に聖籠町が行ったクリーン作戦で新発田川の河川敷から見つかり、新潟県産業資源循環協会新発田支部や聖籠町、県新発田地域振興局の職員ら15人が人力で運び出した。
県担当者は「昔のような大規模な産廃の不法投棄は無くなってきたが、一晩で少量を投棄する悪質なケースが多い」とし、「不法投棄の処理は、行為者が行うことが大前提」と憤る。県では、引き続きパトロールの強化と不法投棄防止の普及啓発に努める。
【写真=廃タイヤを運び出す連絡会メンバー】