前橋市は2024年度、細井小北通線整備事業に着手する。青柳町などをまたがる路線となり、取り付け道路も含め約500mの道路を新設する。測量設計業務を予算可決後早期に委託したい考え。当初予算案には、事業費1500万円を計上している。
整備区間は細井小学校(下細井町67-1)の北側を通る市道04-653号線を西へ進んだ丁字路を起点に西へ約380m、県道津久田停車場前橋線と都市計画道路総合グランド東口線が交わる北代田町交差点までを本線として新設。また、東端から西へ130m地点から、北へ延びる取り付け道路約120mも整備する。
幅員については、本線が車道2車線と片側歩道を確保できるよう検討を進めているところ。取り付け道路の幅員は路肩や側溝を含めて6~7m程度を想定している。同線の整備は地元要望を受けて計画された。
本年度は、本線のうち取り付け道路との接続部分となる箇所までの約130mと、取り付け道路全体の約120mを対象に測量および実施設計を行い、用地買収などの面積を算出する。25年度以降に用地買収を進めていく予定としており、まとまった区間から工事を行いたい考え。
本線の西側250mの測量および設計については、詳細なルートなど地元との調整を進めながら、25年度以降に委託する方針。