新潟県は2023年度末退職者の再就職状況(4月1日現在)をまとめた。23年度末の退職者は248人で定年年齢引き上げにより前年度より144人減少した=表=。退職者のうち65人が県以外の団体、民間企業などへ再就職しており前年度から6人増加している。
23年度末の退職者に適用される定年年齢は61歳となったことから、23年度末に定年退職は生じない。これまでの定年年齢60歳での退職は自己都合となる。定年退職者が生じないため、県の暫定再任用職員としての採用は無く、会計年度任用職員として再雇用されたのは2人で前年度から18人減少した。
県以外の団体、企業などへの主な再就職状況は次の通り(敬称略、カッコ内は退職時の所属職名)。
◆部長級専門職
◇高橋秀典(土木部技監兼政策監)=クリエイトセンター技術顧問
◇荒川浩(農地部技監兼政策監)=植木組技術部長
◇大花博重(村上地域振興局長/地域整備部長)=パスコ技師長
◇高橋幸彦(十日町地域振興局長/地域整備部長)=開発技術コンサルタント技術顧問
◇本田勝(柏崎地域振興局長/地域整備部長)=植木組技術部長
◇熊倉克喜(新潟地域振興局新潟港湾事務所長)=大日本コンサルタント参事
◇田中勝(企業局発電管理センター所長)=新潟県土地改良事業団体連合会施設管理課長
◇栗林英明(保健環境科学研究所長)=新潟県産業資源循環協会事務局長
◇佐藤一志(農業大学校長)=新潟県植物防疫学会事務局長
◆部長級事務職
◇綱島智子(東京事務所長)=新潟商工会議所専務理事
◇高橋裕之(教育次長兼政策監)=新潟県町村会事務局長
◇星丈志(新潟地域振興局長)=年内に再就職予定