妙高市は、道の駅あらいリニューアルに向けた基本計画を策定する。防災機能の強化と平時の商業施設の賑わい創出を柱に施設の再編を行う。公募型プロポーザル方式で、リニューアル基本計画策定業務を公告した。参加申し込み書の提出は28日まで、企画提案書は6月12日まで受け付ける。24日に審査結果を通知し、28日に契約を締結する予定。
主な参加資格は、過去5年以内に道の駅施設の機能向上に関する検討業務または調査業務の実績がある者など。同業務では、最も望ましい施設再編の在り方、基本方針など整備コンセプトをはじめ、施設再編における導入機能、内容規模、配置計画、概算事業費等のほか、民間活力導入の可能性も含めて想定される事業手法を整理し、検討する。
履行期間は2025年3月25日まで、契約限度額には1100万円を設定する。
現在の道の駅あらいは、敷地面積約6万2900㎡。駐車可能台数は470台。建物は、くびき野情報館(S造平屋建て、床面積551・69㎡)、四季彩館ひだなん(W造平屋建て、床面積297・29㎡)のほか、商業店舗群、芝生広場、国土交通省が所管する屋根付きチェーン着脱場、トイレなどがある。供用開始から23年が経過し、老朽化が進んでいるほか、集客数が減少傾向にある。来訪者が目的地とする施設や市民をはじめ観光客を含めた避難者支援施設としてリニューアルが計画される。