南部町は統合に伴なう、睦合小学校改修工事を今後計画している。本年度は設計業務を進め、今月末に指名競争入札を執行して発注する。改修工事は来年度に行い、2026年4月1日からの供用を目指す。
睦合小学校(南部4376)と栄小学校(内船8766-1)の2校の統合に伴なって、既存校舎の改修工事を計画する。統合した後は、睦合小学校の建物を使用していくため、栄小学校からの児童転入に必要となる改修工事を行うもの。
睦合小の校舎は03年に耐震改修を実施した。耐震工事から約20年が経過するため、それに伴う劣化や必要となる改修工事が想定される。23年度には建物の劣化調査が進められており、この結果に基づいて今回進める設計業務に反映させていく。
睦合小校舎の概要は、1978年に建設されたRC造3階建て、延べ床面積は2859㎡。
改修について現段階では、外壁や屋根の防水工事のほか、内部では床やカーペットの改修、天井や壁の張り替え、教室内では照明機器のLED化のほか、空調、給排水などを想定している。
計画では本年度に基本と実施をまとめた設計を今月末に指名競争入札で執行し、来年の1月31日までに成果品をまとめる。改修工事は2025年度に行い、本年度から2カ年で事業を進めていく。
事業費には先月末の臨時議会において可決した補正予算で、設計費として2442万円が盛り込まれている。