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群馬県前橋市

前橋市が16橋で長寿命化工事推進

2024/05/21 群馬建設新聞

前橋市は2024年度、南部大橋など16橋を対象に長寿命化工事を実施する。人道橋の粕川10号橋ささら橋は先行して上部工を予算可決後早期に一般競争入札で公告。残る15橋は9月ごろの公告を目指している。(※各橋の諸元や工事概要は2面に別表)

16橋のうち、大規模な工事となる南部大橋は、利根川を渡す橋長228m、幅員18・8mの3径間連続箱桁橋。同橋が架かる市道00-125号線が緊急輸送道路として指定されていることから、必要な耐震性能を確保するために耐震化を計画。設計は22年度に技研コンサル(前橋市)が作成した。補修工事は全体でP1橋脚部分でコンクリート巻き立て、支承12カ所の更新、P1およびP2橋脚への検査路の設置も行う。本年度は、P1橋脚へのコンクリート巻き立てを中心に実施する。

粕川10号橋ささら橋は、粕川町月田地内で粕川親水公園から粕川を超えて近戸神社外宮へ向かう人道橋。既存橋の橋脚を使用しての架け替えを計画。橋長49・4m、全幅3・8mの2径間連続合成鈑桁橋となる。本年度に上部工を行い、工事を完了させる。

16橋のうち、岩神町3丁目に架かる梅が橋と岩神町の岩神橋はボックスカルバートへの更新を予定。梅が橋は内空W2・2m×H1m、延長17・3m規模。岩神橋は内空W2・4m×1・1m、延長11・6mとしている。工事は、既存橋の撤去も含めて実施する。

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