県出納局は、県の物品等競争入札参加資格を既に認定されている事業者が、県電子見積システムを利用するために必要なユーザID、パスワードおよびメールアドレスを追加登録するための手続きを今月15日(水)から受け付ける。
同局は、新年度から、物品の発注に電子見積を導入する(役務関係は対象外)ほか、県の物品等競争入札参加資格の申請手続を原則として「やまなし申請・予約ポータルサイト(やまなしくらしねっと)」で行うこととし、同説明会を甲府市と富士吉田市で開催してきた。
手続きの対象となるのは、現在、県が発注する物品の購入、製造の請負、その他の契約(土木部土木総務課で認定する業務を除く)に係る競争入札に参加する資格を有する者。
電子見積は物品の発注だけだが、入札参加申請については、毎年12月に2か年間の有効期間が切れる者に更新の通知を行い、書類により受け付けを行ってきたものを、新年度からは電子申請に変わる。電子見積については同システムが物品のみに対応したものであるため、役務は今後とも対象とはならない見通しだ。
入札参加資格申請に係る電子申請システムに参加するには、県のホームページを開き、おすすめサイト中「(やまなし申請・予約ポータサル)やまなしくらしねっと」に入り、次画面で同画面アイコンをクリック、やまなしくらしねっと画面中「利用者登録」をクリックする。その後、利用規程を読み画面上の「同意する」をクリックすると利用者登録画面で「企業」を選択し、登録情報を入力後に確認ボタンを押す。
これで登録は完了。数日後にはe-やまなしサポートディスクより、はがきにより登録住所宛に初期パスワードが郵送される。その際には、必ず初めに初期パスワードを変更し、その後、登録時に入力した利用者IDと変更後のパスワードで申請(報告)を行う。初期パスワードを変更しないと申請出来ない。
取得したIDとパスワードは、以後の物品調達管理システムの全ての操作に使うことになるので、紛失、忘却、盗難などに十分注意すること。