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群馬県伊勢崎市

伊勢崎市が名和小学校で校舎改修

2024/05/31 群馬建設新聞

伊勢崎市は名和小学校(堀口町502-1)南校舎の長寿命化改修工事について、6月にも建築・電気設備・機械設備の3分離での発注を計画している。建築工事は議会案件となる見込み。電気および機械設備は、建築工事を追っての発注となる。当初予算には本年度分として工事費6375万9000円、2025年度の債務負担行為として5億7383万1000円を計上している。

改修する南校舎は、RC造3階建て、延べ床面積1643㎡。1972年に建設された。長寿命化改修は学校施設長寿命化計画に基づいたものとなり、全面的な改修を実施する。

施工内容は外装は外壁の全面塗装。内装は床や天井、間仕切り、サッシ、建具、給排水管などの更新を実施する。また、照明のLED化や給排水および電気設備類も更新する。バリアフリー化の一環として、校舎内に3人乗りの小型エレベーターを設置するほか、スロープ設置など段差の改修工事も実施する。設計はジャム構造設計(伊勢崎市)が作成した。工事は2カ年で進めることとなり、その期間中は学校敷地の北東部で仮設校舎を設置して対応する。

学校施設長寿命化計画については、現行計画の策定から5年が経過したことを受けて改定作業を実施しているところ。名和小学校以降の長寿命化改修工事については、その中で検討を進めるとしている。

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