記事

事業者
その他記事(民間)

総会で海野支部長再任/来年6月に道路舗装会議/道建協北陸支部

2024/06/04 新潟建設新聞

 日本道路建設業協会北陸支部(道建協、海野正美支部長)は5月31日、新潟市中央区のANAクラウンプラザホテル新潟で第59回定時総会を開催した。任期満了に伴う役員改選では、海野支部長、堀吉伸幹事長の再任が決まった。また、第16回北陸道路舗装会議を2025年6月2日・3日の2日間にわたり、新潟市で開催する方針を明らかにした。

 冒頭、海野支部長は能登半島地震発生後、災害協定に基づき資材調達や応急復旧に尽力したことを紹介。「関係者の懸命な努力により目的を果たすことができた。被災地の一日も早い復興を願いつつ、今後求められる復興支援に全力で取り組みたい」とあいさつ。道路は国民の生命と日常生活を支える基本インフラであるとし「事業に携わるわれわれに求められる社会的使命は誇りとすべきもので、気概を持った業務への取り組みをお願いしたい」と強調。また、北陸支部最大のイベントである北陸道路舗装会議に向けた協力を求めた。

 道建協本部の西田義則会長は、本年度事業計画で▽積極的な公共投資に向けた対応▽時間外労働上限規制に適応した働き方改革▽担い手確保に向けた取り組み推進▽物価高騰などに伴う課題における適切な対応―のほか、社会貢献活動も進める方針を説明。本年度のスタートに当たり「新たな気持ちで協会の目的達成に向け、事業運営に注力してまいりたい」と述べ、支援・協力を要請した。

 北陸支部の本年度事業計画では、関係機関との意見交換会、道路クリーン活動・北陸、各種技術講習会のほか、昨年度に引き続き地元企業への技術的支援のための舗装技術研修会、中学生向け出前講座を開催する。

【写真=海野支部長、役員改選などの議案を了承した】

記事資料 記事資料 記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら