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国土交通省

建築物の居住性向上など/CASBEE普及促進へ

2006/03/29 本社配信

 国土交通省は18年度、建築物総合環境性能評価システム(CASBEE)の開発・普及を推進する。

 CASBEEは、建築物の居住性(室内環境)の向上と、省エネルギー対策をはじめとする環境負荷の低減等を、総合的な環境性能として一体的に評価を行い、評価結果を分かりやすい指標として提示するシステム。

 18年度は、戸建住宅を評価するための評価ツールとして「CASBEE‐住宅」の開発に加えて、都市部の再開発等を対象とする「CASBEE‐街区」、郊外型の開発を対象とする「CASBEE‐地域」の開発が予定されている。

 横浜市は、全国の自治体で初めてとなる「CASBEE横浜認証制度」をスタートさせる。認証を無償にすることで環境配置型建築物の普及促進につなげる考え。



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