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既存改修建築も審査完了/小諸義塾高整備

2024/06/12 長野建設新聞

 10日行われた県建設部の建設工事請負人等選定委員会で「小諸義塾高校(仮称)既存棟改修ほか建築工事」(小諸市田町)について入札参加資格が決定した。7月中旬の公告、8月上旬の開札を予定している。入札方式は総合評価落札方式(工事成績等簡易型)。入札参加資格は建築一式949点以上、県内本店、主任(監理)技術者に1級建築士または1級建築施工管理技士配置。発注規模は1億6000万円以上5億円未満。

 同校は小諸市にある小諸商業高校と小諸高校を再編統合し、小諸商業の校地を活用し整備する。敷地面積は約2万5900㎡。基本計画段階では、新築する施設は音楽棟・音楽ホール約3000㎡と大体育館約2000㎡。解体する建物は約1800㎡。南棟、北棟、昇降口棟の約8700㎡は改修し、第一体育館など約2000㎡は既存施設を引き続き使う。設計担当は西澤徹夫建築事務所・奥山尚史建築設計事務所・一級建築士事務所小坂森中建築JV。

 今回の改修工事の対象施設は小諸商業の混合教室棟(RC造4階建て3566㎡)、管理混合教室棟(RC造4階建て3454㎡)、特別教室棟(RC造4階建て1086㎡)、昇降口棟(RC造2階建て342㎡)、渡り廊下(RC造2階建て162㎡)。工期は約270日。

 8日付で既報の通り、電気設備と機械設備工事(いずれも発注規模は税込み予定価格1億6000万円未満)は入札参加資格を決定済みで、建築工事と同様のスケジュールで入札手続きが行われる。

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