狭山市は、上下水道事業に関するウォーターPPPを含む官民連携導入可能性調査に取り組む。市内全域の水道施設や下水道施設を対象としたものとなる。2025年2月末までに成果をまとめる。
計画給水人口や処理人口は14万7700人。市の上下水道事業で適応可能な事業手法において、事業範囲の検討を行う。
水道対象施設は、基幹管路が82㎞、配水支管は425㎞、管路総延長が507㎞となっている。
また、浄水場や配水場が7カ所あり▽鵜ノ木浄水場(浄水能力2万?/日、浄水処理方法・凝集沈殿急速濾過)▽柏原浄水場(浄水能力 3900?/日、浄水処理方法・急速濾過次亜塩素滅菌処理)▽堀兼浄水場(浄水能力 1600?/日、浄水処理方法・次亜塩素滅菌処)▽稲荷山配水場(貯水容量3万7700?/日)▽水野浄水場(浄水能力200?/日、浄水処理方法・次亜塩素滅菌処理)▽水野配水場(貯水容量1万5000?/日▽笹井配水場(貯水容量1万3800?/日)--。
加えて、井戸13カ所や緊急貯水槽もある。
下水道施設は、全体計画面積が4125ha、下水道事業認可面積2025・73ha、管路503㎞(汚水)と33㎞(雨水)、マンホールポンプ24カ所の構成。