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長野県佐久建設事務所

土木1007点以上、県内本店で/95m上部工を来月下旬/浅蓼大橋4車線化

2024/06/19 長野建設新聞

 県佐久建設事務所が進める国道141号・浅蓼大橋4車線化で、施工延長の95mの橋梁上部工が7月下旬にも公告となる。17日の県建設工事請負人等選定委員会で入札参加資格が決定した。入札方式は総合評価落札方式(工事成績等簡易型)。入札参加基本要件は土木一式1007点以上、県内本店。発注規模は税込み予定価格5億円以上で、契約議案は9月定例議会に提出する予定。

 工事概要は橋梁上部工:プレテンPC8径間連続T桁橋(うち5径間)L95.2m×W6.5(10.75)mの工場製作工、運搬工、架設工一式。開札予定時期は8月下旬で、工期は約560日(債務負担行為設定済)。

 同種実績要件でPC橋梁上部工(新設または拡幅)の実績を、また技術者要件で主任(監理)技術者に1級土木施工管理技士または同等資格者の配置を求める。総合評価の評価項目については、あす20日の県総合評価技術委員会で決める。工事名は「令和6年度防災・安全交付金(道路)工事」((国)141号 佐久市~小諸市 跡部~平原(浅蓼大橋2工区))。

 同事業では現在、24年度事業の1工区の入札手続きが進められており、開札は6月27日に行われる。工事概要は鋼4径間連続非合成箱桁橋(2径間)L125.6m×W6.5(10.75)m(鋼重量530t)の工場製作および運搬架設工、床版工(4径間)L254.5m。工期は約800日。こちらも議会承認案件で、契約議案は9月議会へ提出する予定。

 なお、23年度事業の浅蓼大橋1工区(橋梁上部工:鋼4径間連続非合成箱桁橋(2径間)L128.9m×W6.5(10.75)m、鋼重量526t、工場製作工・架設工)は角藤(長野市)が4億9830万円(税抜き、以下同じ)で、同2工区(PC8径間連結T桁橋(うち3径間)L57.1m×W6.5(10.75)m、工場製作工・架設工一式)は松本土建(松本市)が3億4260万円で落札している。

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