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茨城県かすみがうら市

秋にLED化工事/コミセン 空調更新も計画

2024/06/20 日本工業経済新聞(茨城版)

 かすみがうら市は、霞ヶ浦コミュニティセンター(深谷3719-1)の照明LED化を実施する。9~10月に一般競争入札を行い、2024年度内の完了を目指す。工事費2200万円を計上。同センターでは他に、空調設備更新を予定している。24年度に設計をまとめ、25年度以降に工事を進めていく。また、壁面漏水が生じている浴室施設に関しては、9月以降に方針を固めたい考え。

 照明のLED化に関しては、視聴覚室(定員100人)が対象となる。クボタ建築設計事務所(石岡市)が設計をまとめている。利用者の要望を受け、優先してLED照明を設置するもの。他の部屋の照明更新については検討中。

 また、全館を対象に空調設備改修を行う。老朽化した室外機および室内機を更新する。設計を若栁建築事務所(つくば市)が24年度にまとめ、工事は25年度以降に実施していく。

 浴室施設では洗い場壁面からの漏水が悪化したことに伴い、4月16日より利用を休止している。現在は根本英建築設計事務所(土浦市)が、9月をめどに配管および壁面の劣化状況や、漏水による建物への影響の有無を調査中。調査結果を踏まえ、修繕や用途廃止を視野に方針を検討する。

 コミュニティセンターの建物については、RC造2階建て、延べ床面積1871㎡、敷地面積5万9508㎡、1998年建築。館内施設としては浴室(洋風・和風)のほか、トレーニングルーム、図書館および調理実習室など。敷地内には陶芸工作棟を有する。

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