前橋市は富田町を通る市道00-047号線などで計画している道路改良事業について、7月に一般競争入札で工事を公告する。当初予算にはローズタウンF地区北周辺道路整備工事費として1億4000万円を計上している。設計は日進工測設計(前橋市)が作成した。
同事業は、ローズタウン北側に位置するザスパクサツ群馬の練習場、前橋市ローズタウンサッカー場の東西および北側を囲む路線で拡幅や新設を行うもの。
西側は約360mで、幅員8mの道路を新設。北側は約280mで幅員4mから8mへ拡幅する。
東側はローズタウン内にある東ローズタウン会館(富田町1688-51)のある交差点から北へ進み、練習場の北東部交差点までの約630m区間で、現況幅員6・5m程度から西側歩道3・5m、車道幅員8・5mの全幅12mで拡幅する。用地買収などは完了している。これまでの工事で、側溝の布設工事などは完了している。
2024年度に工事を行うのは、西側路線全線約360mで表層工を実施。また、北側路線でも全線約280mで、路盤改良工と表層工を全面で行う拡幅工事を計画。東側の路線については、北詰から南へ向けて路盤改良工と表層工を実施する。合わせて、東側にある既存側溝の一部で、400㎜×400㎜への布設替えも実施する。東側路線の施工延長については、現在検討を進めている段階。
24年度の工事が完了すると東側路線で工事が残っており、25年度の完了を目指す。