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長野県建設部道路建設課

道路整備の理解深めて/冊子で取組など紹介

2024/06/28 長野建設新聞

 県道路建設課が冊子「長野県の道路2024」を作成し、ホームページで公表した。全32ページで、県の道路整備方針や本年度の道路関係予算、主な整備箇所などを紹介している。

 この冊子は産業や経済、社会生活の基盤を担う道路に対する関心や理解を深めてもらおうと毎年作成しているもの。本県は県土が広く道路延長が長いこともあり、国・県道の改良率は67.2%と全国39位にとどまっており、まだまだ道路整備が必要であることが分かる。

 県は県政運営の基本となる総合5か年計画(計画期間23~27年)において、緊急または早期に対策が必要な橋梁・トンネルの修繕等措置完了率を100%とすることなどを目標に掲げ、国土強靱化予算を最大限活用しながら事業の進捗を図っている。

 なお、24年度の主な新規事業箇所には国道148号・小谷村塩水(計画延長0.7㎞)、国道152号・茅野市白樺湖(同0.3㎞)、松本塩尻線および新茶屋塩尻線・塩尻市片丘~桟敷(同2.2㎞)、坂城インター線・坂城町中之条~網掛(同0.9㎞)を紹介。供用予定箇所は国道254号・上田市東内~西内(計画延長4.4㎞、全線供用)、下仁田浅科線・佐久市志賀拡幅(計画延長0.5㎞、全線供用)、上今井洗馬(停)線・塩尻市洗馬(計画延長0.4㎞、全線供用)などを掲載している。

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