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茨城県県北農林事務所

7月にも工事公告/新木崎地区 瓜連地区/仕上整地2件ずつ

2024/06/28 日本工業経済新聞(茨城版)

 県県北農林事務所土地改良部門工務課は、経営体育成基盤整備事業で新木崎地区と瓜連地区の区画整理を進めている。7月上旬には2地区でそれぞれ2件ずつ仕上整地工事を公告する計画だ。いずれも工期は8カ月を予定している。さらに、新木崎地区では2期地区部分の第6工区用水機場実施設計を、瓜連地区では暗渠排水等付帯工事の設計をそれぞれ9~10月に委託する方針だ。

 新木崎地区(那珂市)は、全体で2期地区(計6工区)に分けており、2023年度に1期地区(5工区=受益面積29・5 ha)の荒整地に一部着手。

 今年度は、第5-1工区と第5-2工区として仕上整地工事を実施する。内容は、表土整地、パイプライン整備(塩ビ管、φ350~75)、調整池(2770?)、ポンプ設備のために建屋、農道(敷砂利、全幅員5m、有効幅員4m)、排水路工(土水路)を行う。排水路に関しては、暫定的に土水路で整備し、将来的には管排水路となる。さらに2期地区(6工区)の用水機場実施設計に着手していく。

 25年度は、2期地区(6工区)の整備に着手し、予算の状況により2期地区4工区の用水機場実施設計着手を目指す。

 26年度も引き続き、2期地区(6工区)の整備を進め、26年度以降に順次残っている2期地区(1~4工区)を整備する方針だ。

 新木崎地区は、受益面積196 ha。1期地区の事業量は29・5 haで、事業費は8億1940万円、工期は19年~26年度。2期地区については、事業量166・8 haで、事業費は30億4800万円。工期は24~28年度を計画している。

 瓜連地区(那珂市)では、22年度から1期地区の荒整地に着手しており、今年度は第1-1工区、第1-2工区で仕上整地工事を実施する。主に、表土整地、パイプライン(塩ビ管、φ250~125)、農道整備(敷砂利、全幅員5m、有効幅員4m)、管排水路整備(塩ビ管、φ600〔最大〕)を予定。

 さらに、暗渠排水など付帯工事の設計も今年度委託する計画だ。

 25~26年度にかけて2期地区の整備を行い、26年度以降に状況を見て、暗渠排水を整備する予定だ。

 瓜連地区は、受益面積が51・6 ha。1期地区の事業費は5億3470万円で、工期は22~28年度を予定。2期地区は5億7100万円で、工期は24~28年度を予定している。

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