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群馬県吉岡町

庁舎の空調設備改修工事を7月に公告

2024/06/29 群馬建設新聞

吉岡町は役場庁舎(下野田560)の空調設備改修工事を7月に一般競争入札で公告する。工期は2026年度末までの30カ月を予定。当初予算に空調整備改修工事事業で1億1000万円を計上しており、継続費に設定し24年度6300万8000円、25年度2864万円、26年度5155万2000円としている。工事契約が議会案件となるため、9月議会に上程したい考え。設計は直営でまとめた。

庁舎の冷暖房を担う空調設備が老朽化しているため、ボイラーの熱交換式から同等程度の電気式に更新する。

対象となるのは、食堂や町長室などを除いた1階の事務フロア部分と議場などがある3階全体。23年度には庁舎1階食堂と2階大会議室の空調設備をクシダ工業(高崎市)が担当して更新しており、整備済みの箇所以外を施工する。

ビル用マルチエアコンをメインに、設置箇所によっては天井吊り型など既設の設備に合わせた形式とする。1階はビルマルチ型27台程度、3階は全員協議会室6台、議員控え室6台、事務局室1台、議長室1台、傍聴人控室3台とする計画で、議場は既設の設備が特殊なため現状にあったものを設置予定。室外機は1階分が3台、3階分が3台程度となる予定。

また、熱交換式で使用していた屋上のクーリングタワーの撤去も行う。

施工中は、隣接するコミュニティセンターに事務機能を移動する案を含めて対応を検討している。

庁舎は1987年竣工のRC造一部S造3階建て、1階床面積は1435・47㎡、3階床面積は641・52㎡となる。

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