栗橋町は、十三年四月までに、栗橋駅東口の三小学校のうち、二校を廃校し、東第二小学校に統廃合する方針を固めた。先月末には臨時議会を招集し、同小に建設する特別教室棟と、プールの実施設計費一、八〇〇万円余を計上、近く業務を委託する。工事は十二年度に発注し、同年度内の完成を目指す。
統廃合計画は、少子化に伴う児童数の減少によるもので、同駅東口に配置されている東、北両小学校を廃校し、東第二小学校に統合する。
臨時議会で設定した設計業務の対象となるのは、老朽化したプールと、コンピューター室、多目的室などの特別室を重層化するもので、学校敷地内部に建設する。
十三年四月からは、東第二小を東小学校と名称を変更して再スタートを切る。
廃校となった二小学校については、東口一四七haの整備構想の中で公共施設用地として検討されているが当分の間、既存校舎などを各種社会教育の場として有効活用する。
町は、栗橋駅西口で整備中の土地区画整理事業地内に、人口増加に併せて仮称・西小学校の建設を将来計画として位置付けている。