県道路建設課は常陸太田市道0139号線整備事業で、(仮称)第6号橋の上部工事を9月までに一般競争入札で発注する。第6号橋は高貫町で高貫川に架かる。PC3径間連結ポストテンションコンポ桁橋で、橋長131・4m、幅員11・5m。工期は15カ月を想定している。設計者は千代田コンサルタント(千代田区)。
市道0139号線整備事業は、常陸太田市幡町のはたそめ団地から日立市金沢町の山側道路を結ぶ道路を新設するもの。延長5560mで常陸太田市が事業主体。途中、(仮称)真弓トンネル(L2092m)も整備する。県はトンネルを含む延長5㎞の調査・設計、工事を常陸太田市から受託して進めている。
本年度は第6号橋上部工のほかに、県常陸太田工事事務所が第3号橋下部工、第5号橋下部工、第1号跨道橋の上部工および下部工、第2号跨道橋の上部工および下部工を発注する。
そのほか、終点の日立市側の500mについては、日立市道6750号線として本年度に日立市から別途発注となる。
なお21年度には、県常陸太田工事事務所が第4号橋下部工と第6号橋下部工を発注。
第4号橋の下部工(道路改良工事L120m、A1、A2)は鈴木組(常陸太田市)が1億2650万円(税抜き)で落札。第6号橋下部工その1(P2、A2)は梅原工務店(同市)が1億2350万円(同)で落札。第6号橋下部工その2(A1、P1)が大木建設(同市)で落札額1億900万円(同)。いずれも特別簡易型(Ⅱ)総合評価だった。
主な参加条件は、常陸太田工事か高萩工事管内に本店を持つ、土木S・Aクラスの単体または経常JVで、橋梁下部工事の元請施工実績があること。