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小柳建設が中学生の職場体験を受け入れ

2024/07/03 新潟建設新聞

 小柳建設は、6月26日~28日の3日間に、加茂市立加茂中学校2年生2人の職場体験を受け入れた。27日には同社が施工する大河津分水路改修事業の新野積橋その3工事の現場を見学。最新技術を駆使して行われる令和の大改修事業の現場で「カッコイイ建設業」の魅力を中学生に伝えた。

 同中学校が加茂市内にある、さまざまな業種の職場を体験する授業の一環で、「将来、建築に関わる仕事がしたい」や「お父さんとおじいちゃんが働いている」と建設業に興味を持った生徒2人を同社が受け入れた。建設業、ゼネコンの仕事内容や同社開発のMR技術Holostruction体験などが行われたほか、新野積橋の現場では、将来は河底に沈んでしまう貴重なP1橋脚工事の様子を見学。また、新旧の測量機器の違いを学ぶ特別授業や遠隔臨場による材料検査なども行われ、生徒からは、「手で設計図を書いたり、もっとアナログな仕事をしていると思ったけど想像と全然違った。面白くて、やりがいのある仕事だと思う」との声が聞かれた。

 現場代理人を務める宮島紘太氏は「道路面から30mを掘削するダイナミックな現場を感じてもらいたかった。将来の進路を考える時に思い出して、参考にしてもらえれば」と話した。現在、同工事では鉄筋組立を進めており、5月時点で7割の進捗、今後、コンクリート打設に入る。工期は2024年11月11日まで。

【写真=橋脚工事を見学する中学生】

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