飯塚工業（飯塚潤社長、笛吹市）は26日、笛吹市スコレーセンターで安全衛生大会を開いた。同社職員や協力会社の関係者ら約２００人が参加。労働災害防止に向け安全への意識を新たにした。

　飯塚三郎会長はあいさつで「思い起こせば我が社も今年で創業73年。これまで大きな事故がなかったのも、ここにいる皆さまの誠意のおかげ。これからも皆さま方のご支援をいただきながら、がんばっていきたい」と、関係者への感謝の気持ちを示した。

　来賓として甲府労働基準監督署の太田良雅美署長と建災防山梨県支部の山本憲一部長が祝辞を述べた。また笛吹市の山下政樹市長から祝電が送られた。

　表彰では、安全衛生に寄与した小山電気が最優秀賞に選ばれた。安全優良業者賞は川鉄産業、布施組、ライブ・レット、渡辺工業。安全優良従事者賞は、手塚大輔氏（坂本建運）、帆保智弘氏（太陽建機レンタル山梨支店）、三枝肇氏（羽黒工業）、松永至眞氏（松眞工業）。功労賞は大建、辻建材。優秀技能者賞は堀内利博氏、宮里真光氏（以上、飯塚工業）が受賞した。安全標語表彰では、「人の和　知恵の輪　技術の輪　みんなで生かしてゼロ災害」の深澤義幸氏（飯塚工業）が最優秀賞に輝いた。

　安全講話では、人材育成トレーナーの仲野綾花氏が「金八先生出演の女優が教える現場の安全につながるコミュニケーション術」と題した講演を行った。

【写真＝大会には約200人が参加】

【写真＝若手職員が安全宣言】

【写真＝仲野氏とコミュニケーション術を学んだ】