県は24日、平成18年度定期人事異動(4月1日付)を発表した。本庁の正部長は4人が交代し、農林水産部長には内畠聖寿氏(うちはたきよとし、41歳、農林水産部次長)が就任する。土木部関係では、総括技監に渡辺一夫氏(水戸土木事務所長)が着任。その他の部長級では、参事兼監理課長に栗田則夫教育庁生涯学習課長、技監兼検査指導課長に増子悟下水道課長、技監兼建築指導課長に所英雄営繕課長、水戸土木事務所長に鈴木敏博技監兼道検査指導課長などが着任。農林水産部農地局では、局長に谷貝一雄技監が就任する(4面~7面に異動一覧)。
18年度の定期人事異動の規模は例年並みの2032人。部長級65人、課長級280人、課長補佐・係長級1190人、役付以外497人が配置換えとなった。
異動の特徴は<1>情報化統括監(CIO)や中性子専門家を民間から登用<2>女性職員の積極登用<3>国・市町村などとの交流推進<4>庁内公募制度を活用して19人を配置-など。
本庁の正部長は4人が交代する。理事兼政策審議監に馬場清康氏(57歳、教育次長)、生活環境部長に替地享二氏(58歳、生活環境部危機管理監)、商工労働部長に武藤賢治氏(58歳、商工労働部次長)、農林水産部長に内畠聖寿氏(41歳、農林水産部次長)が就く。
土木部では、退職の木村秀雄技監(総括)の後任に、渡辺一夫氏(水戸土木事務所長)が着任。監理課長には栗田則夫氏(生涯学習課長)が就任する。小野寺俊監理課長は総務部財政課長兼行財政改革・地方分権推進室次長へ転出する。
その他の部長級では<1>技監兼検査指導課長に増子悟下水道課長<2>須藤修一道路建設課長が技監兼務<3>技監兼建築指導課長に所英雄営繕課長<4>春田茂桂住宅課長が技監兼務-など。
課長級では、企画監に立藏義明土浦土木事務所技佐兼次長兼事業調整課長が着任。そのほか、道路維持課長に海野定文検査指導課建設リサイクル推進室長、河川課長に上久保人志ダム砂防室長が就任する。
出先機関では、部長級として、水戸土木事務所長に鈴木敏博技監兼道検査指導課長、技監兼常陸大宮土木事務所長に小島武夫港湾課長、技監兼竜ケ崎土木事務所長に人見一教都市整備課長、技監兼土浦土木事務所長に鈴木善一道路維持課長が着任する。
また、県南都市建設事務所を改組して建設部門と販売部門を一体化させる「つくばまちづくりセンター」のセンター長には小林正樹技監兼竜ケ崎土木事務所長が就く。
農林水産部関係では、部長に内畠聖寿次長が昇格。農地局長には谷貝一雄技監が就任する。水戸土地改良事務所長には海老沢正巳農村計画課長が就く。
一方、企業局関係は、配置換え40人、転入39人、転出32人。河端孝四郎施設課長が技監兼務に、新治浄水場長の近藤一夫氏が鹿行水道事務所長に着任する。
なお、4月からの組織改正では、新たに「病院局」を設置するほか、知事直轄で「産業立地推進東京本部」を置く。土木部では、小山ダムの竣工に伴い久慈水系ダム建設事務所を高萩土木事務所に統合する。