渋川市は、渋川地内の坂下地区にある旧子育て支援センターの解体工事を7月下旬にも一般競争入札で公告する。設計は直営でまとめた。
解体する建物は保育園母屋や遊戯室、倉庫など全部で8棟。規模は以下の通り。
◇保育園母屋=S造(一部RC、コンクリートブロック造)床面積427・3㎡、高さ6・5m◇遊戯室=S造(一部RC、コンクリートブロック造)床面積189・84㎡、高さ7m◇建物3=S造、床面積49・7㎡、高さ4・2m◇建物4=S造、床面積6・83㎡、高さ2・1m◇建物5=コンクリートブロック造、床面積16・68㎡、高さ2・65m◇建物6=S造、床面積13・83㎡、高さ2・1m◇建物7=S造、床面積2・64㎡、高さ1・85m◇建物8=コンクリートブロック造、2・72㎡、高さ2・02m◇全て平屋-。
このほか、敷地内に設置されている雲梯、平行棒、鉄棒、ジャングルジムなどの遊具や浄化槽なども全て撤去し、更地にする。工期は約7カ月を予定している。
1969年建設された同施設は、、第2幼稚園の用途を終えてから子育て支援センターとして利用されていたが、2017年度からは旧渋川総合病院を改修した子育て支援総合センターが開設されたため用途を終えていた。老朽化が激しく使用用途がないため今回解体の判断となった。解体し更地にした後は、再活用するか売却するかを含めて未定となっている。
役目を終えた市有施設はこのほかにも複数存在しており、建物状況や予算状況を考慮し対応を検討していく。