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山梨県南アルプス市

伸縮装置の取り替えを/桃源陸橋長寿命化修繕で

2024/07/06 山梨建設新聞

 南アルプス市は、桃源陸橋の長寿命化修繕工事を本年度に進める。工事では伸縮装置の取り替えを主に行う。一般競争入札を7~9月中に執行して発注される。

 上今諏訪地内を走る今諏訪43号線に架かる同橋梁において修繕工事を行うもの。

 橋梁の点検業務を進めた結果、同橋のA1とA2の各部分に備わっている伸縮装置の経年劣化に伴い、取り替え工事を行う。

 このほか、一部支承の塗り替えも必要なため、今回の工事とあわせて進めるという。

 設計業務についてはフジ・フロンテ(南アルプス市)が担当してまとめた。成果品はすでに納品済みとなっている。

 工期には約6カ月間を見込んでおり、本年度内の完了を目指す。

 同橋の下には県道が通っているため、市では協議を進めた上で工事に着手していく。

 同橋の概要は、1998年に建設された鋼橋。橋長は33・5m、全幅が9・5mの1径間。同橋の下には片側2車線の県道が通っている。


【写真=長寿命化修繕を行う桃源陸橋】

長寿命化修繕を行う桃源陸橋

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