南アルプス市は、桃源陸橋の長寿命化修繕工事を本年度に進める。工事では伸縮装置の取り替えを主に行う。一般競争入札を7~9月中に執行して発注される。
上今諏訪地内を走る今諏訪43号線に架かる同橋梁において修繕工事を行うもの。
橋梁の点検業務を進めた結果、同橋のA1とA2の各部分に備わっている伸縮装置の経年劣化に伴い、取り替え工事を行う。
このほか、一部支承の塗り替えも必要なため、今回の工事とあわせて進めるという。
設計業務についてはフジ・フロンテ(南アルプス市)が担当してまとめた。成果品はすでに納品済みとなっている。
工期には約6カ月間を見込んでおり、本年度内の完了を目指す。
同橋の下には県道が通っているため、市では協議を進めた上で工事に着手していく。
同橋の概要は、1998年に建設された鋼橋。橋長は33・5m、全幅が9・5mの1径間。同橋の下には片側2車線の県道が通っている。
【写真=長寿命化修繕を行う桃源陸橋】