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群馬県安中土木事務所

横川で砂防堰堤補修工 8月上旬にも公告

2024/07/09 群馬建設新聞

県安中土木事務所は、安中市松井田町横川地先の碓氷川に整備されている砂防堰堤の補修工事について、8月上旬の条件付き一般競争入札公告に向けて準備を進める。工種は土木一式工事で、工期はフレックス工期を採用し、実工期は約9カ月を見込んでいる。

堰堤は麻苧のつり橋下流約300m地点に位置する。堤長39m、堤高8mの石積砂防堰堤で、昭和20年代に築造された。

全体工事概要は◇補強コンクリート工=延長37・1m、高さ10・4m、コンクリートボリューム1040立方m◇残存化粧型枠工=約370㎡◇工事用道路工=延長426m、幅員4m、盛り土量1200立方m-としている。補強コンクリート工1040立方mの内訳については腹付コンクリート工が約860立方m、袖補強コンクリート工は約180立方mとなる。

これまでに堰堤右岸側の補修工事を発注。右岸上流側で袖補強コンクリート工を約70立方m、右岸下流側では約300立方mの腹付コンクリート工や約30立方mの袖補強コンクリート工を実施。このほか、約120㎡の残存化粧型枠工、延長426mの工事用道路工も発注済みとなっている。

2024年度は左岸下流側で延長1・5m、高さ9・7m、コンクリートボリューム約80立方mの袖補強コンクリート工と延長23・1m、高さ9・7~10・4m、コンクリートボリューム約560立方mの腹付コンクリート工を施工する。このほか、残存化粧型枠工を約250㎡行う。工事に当たっては約100立方mの岩掘削を行う。

設計は技研コンサル(前橋市)が手掛けた。

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