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群馬県下水道総合事務所

伊勢崎幹線の工事を8月公告

2024/07/10 群馬建設新聞


県下水道総合事務所は、伊勢崎市と太田市の一部を区域とする佐波処理区で進めている伊勢崎幹線の築造事業で、伊勢崎市韮塚町などでの管渠築造工事を8月にも一般競争入札で公告する。2024年度の施工延長は約540m。泥濃式推進工法で実施する。同幹線の築造工事は、24年度の工事が完了すると約500m残っており、25年度に発注、26年度の完了を目指している。

同幹線は、伊勢崎市の平塚水質浄化センター(平塚99-1)までの下水道幹線を築造するもの。24年度の施工区間は、国道354号と伊勢崎市道が交わる韮塚町交差点から北へ532・6mで管渠を築造する。立坑などもあわせた総施工延長は、543・2mとなる。

24年度の工事は、9-5工区として東側車道の下へφ800㎜のヒューム管を泥濃式推進工法で築造する。また、施工区間の中間に両発進立坑を1基、上流端には両到達立坑を1基新設する。人孔築造工は24年度の施工区間最下流部にあたる韮塚町交差点周辺に、これまでの工事で整備した両到達坑を対象として1カ所。また、24年度の工事で整備する両発進立坑で1カ所を実施する。このほか、地盤改良や付帯工も一部で実施することとなる。工期は18カ月を想定している。

23年度は、9-4工区として延長約640m区間を対象に同様の工事を発注。萩原土建・サンケンJVが受注した。参加条件には伊勢崎、太田、桐生、館林土木管内に本店や施工実績を求めていた。

25年度には、9-6工区として残る約500mでの工事発注を予定。24年度の工事と同様、φ800㎜のヒューム管を泥濃式推進工法で実施する。また、立坑築造工を2カ所、人孔築造工を3カ所で実施する。26年度の工事完成を見込んでいる。

設計は、サンコーコンサルタント(東京都江東区)が9-5工区と9-6工区を合わせて作成した。

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