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国土交通省甲府河川国道事務所

2カ年かけ完了目指す/国道139号電線共同溝工事

2024/07/10 山梨建設新聞

 甲府河川国道事務所は、R6・R7国道139号本栖精進電線共同溝その3工事に着手する。工事は公募型指名競争入札を執行して発注となる。入札公告は7~9月中としているが早くて7月中の公告も示唆。工期は本年度から2カ年での完了を目指す。

 富士河口湖町精進地先を走る国道139号を対象に、電線共同溝工事や管路工などを今後進めるもの。

 国道139号が通る富士北麓エリアでは、道路を通行の際の快適性や防災性向上のほか、既存の電柱や電線が富士山の眺望を阻害している状況にあることから、順次無電柱化事業が進められている。

 今回の工事ではアスファルト舗装工事や延長400m程度の電線共同溝工事を進める。

 このほか舗装版撤去工や開削土工、管路工、プレキャストボックス工などを予定している。整備により良好な景観の向上や快適な車両通行環境の促進などに期待される。

 設計業務については中央コンサルタンツが担当してまとめた。成果品はすでに納品済みとなっている。

 工事発注時期は7~9月中の入札公告を目指す。工事規模は1億2000万円から2億円未満を想定する。

 工期には本年度から2カ年かけて進め、約19カ月間を見込んで完了させる。

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