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群馬県前橋市

前橋市が小暮石井線2期工区で月内工事公告

2024/07/11 群馬建設新聞

前橋市は富士見町小暮などを走る市道小暮石井線2期工区の整備事業について、月内にも工事1件を一般競争入札で公告する。L型擁壁の設置を含め70mの拡幅工事となる。

小暮石井線2期工区は、富士見町石井と同町小暮の境となる赤城白川に架かる上白川橋から南東方面へ進み、主要地方道前橋赤城線に接続するまでの延長約1200m区間が対象。地域の幹線道路で、幅員が5~6mと狭あいなことから拡幅を計画。富士見町との合併時に策定した新市基本計画に事業が位置付けられており、現況幅員5~6mから車道幅員6・75m、南側歩道3mを確保する。設計は日進工測設計(前橋市)が作成した。

2024年度の工事は、これまでの施工区間からさらに東側の延長70mが対象。道路拡幅工事と歩道新設工事のほか、南側の延長55mでH1~2mのL型擁壁を設置する。

また、道路の北側には300㎜×300㎜を基本としたU字側溝、南側には同じく300㎜×300㎜程度の暗渠側溝を布設する。

事業区間内には、群馬用水を超える3-49号橋で架け換え、西端となる上白川橋で南側に歩行者用の側道橋の新設を計画している。3-49号橋は現在、設計を日進工測設計が年度内の履行期限で作業を進めているところ。2橋梁はともにこれから詳細を詰める段階。施工時期については、本線の進捗状況を見ながら判断する。

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